孤高の皇妃 12話 あらすじ
ヌルハチが自分を利用し、実の息子であるチュエンとダイシャンを争わせている――ホンタイジから真実を明かされたトンガは驚愕する。自分を“駒”として扱うヌルハチへの怒りから、絶対に彼の思い通りにはさせないと決意を固めるトンガ。そして彼女はもうひとつ、悲しい決心をする。それはダイシャンへの想いを断つことだった…。
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ホンタイジ曰く
父上は無能な息子は要らない
トンガがいなくても、普通の兄弟としての生活はできない
トンガはホンタイジに尋ねる。「あなたも将来、権力のために兄弟たちと戦うの?」
「ああ」と肯定の返事をするホンタイジ。
それを聞き感情的になるトンガ。
ホンタイジは侍女に「トンガに湯浴みを。疲れも取れるから。」と部屋を後にする。
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湯浴みの最中にダイシャンから離れる決意を固める。そして意識を失ったトンガ。
ヌルハチは侍女たちの不備を責め「トンガが死ねばお前たちは殉葬だ」と叱りつける。
目覚めたトンガはヌルハチから2日間も眠っていたことを知らされる。10歳のころにも高熱で寝込んだことを思い出し、たいそう心配をしていたヌルハチ。
そして…ダイシャンとの仲は以前から知っていたことや、俺からは逃げられない、お前が死ねばダイシャンを殺すとまでいうヌルハチの言葉を聞いて絶望するトンガ。
トンガは徹底してダイシャンを避け会いに来たダイシャンを追い返す。
お見舞いの菓子や汁物も返却するようゲタイに命じる。
アバハイの部屋にハミンが訪れ談笑している。
そこへ大フジンの使いがアバハイを呼びに来た。なんの用事なのかと問うと、大フジンが話があるとのこと。
ハミンは「今夜ヌルハチは祈祷に行き戻らない。そんな時に呼びつけるなんてまたとないチャンスだ」とたきつける。
アバハイは自分の侍女に「一時経っても戻らなければダイシャンを呼んで。」と言付けて一人で大フジンの元へ向かった。
大フジンは 嫌味を言ったり、炭をくべさせる。ブチ切れたアバハイは「年老いたあなたより、そこら辺の侍女の方がヌルハチを誘惑出来るわ。」と暴言を吐く。
激怒した大フジンは、そこに居た侍女にアバハイを打つよう命じるが誰も応じないため、自らアバハイの頬を打つ。
そこへダイシャンが現れ、大フジンを制止する。「侍女と私とアバハイが黙っていても、父上の耳に入れば結局痛い目を見るのは貴女ですよ。」
大フジンはアバハイに振る舞いを気を付け、次はただで済まないと言い放ち背を向ける。ダイシャンはアバハイの腕を引き、部屋から出ていく。
部屋に戻ったアバハイのもとへ治療のため医者がくる。
治療開始のところでハミンが「待って」と医者の手をとめ、アバハイに何やらよからぬことを告げる。
アバハイも納得したようでハミンに礼を言い、医者に告げる。
「お医者様、いい薬を塗ってほしいの。」
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ハミンの立ち回りを見ていると、宮廷の諍い女の曹貴人を思い出します。
悪知恵が働いて自分の主人に入知恵するところや、自分の利になりそうなら主人を裏切りどちらにも良い顔するところなど。
医者にはなんていったんでしょう?傷がもっとひどく見えるような薬でしょうか?
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