王女未央 44話
処刑が3日後に迫った李未央(りびおう)を訪ねた拓跋濬(たくばつしゅん)がすべてを告白する。李未央は彼の本当の気持ちを知り、これまでずっと彼に守られてきたことに気づく。その後、安楽(あんらく)王女が生きていたことが判明して事態は急転し、李未央は計画通り李常茹(りじょうじょ)の化けの皮をはぐことに成功する。すると、李常茹は拓跋余(たくばつよ)の子供を身ごもっていると訴え……。
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安楽ちゃん生きてました!
好きな男がいて駆け落ちをする為に〜というのは陛下の手前に考えた偽りの言い訳でしょうか?
実は未央は事件の前、敏徳と安楽に「次にジョウジョが命を狙うのは安楽だろう。」と話し、皆で作戦を練っていました。
実際に安楽は殴られたあとに井戸に放り込まれ、その後すぐに敏徳と君桃に引き上げられ命が助かっていたのでした。
※身代わりの死体は準備していた模様
なので、前話で安楽の遺体を確認して泣きわめいたり、ショウ統領が陛下に詰め寄って犯人探しや未央へ責任追求などはすべてお芝居で、ジョウジョの性根を陛下の前で明らかにしたかったということでしょう。
それにしても悪運が強いのか、懐妊していたジョウジョ。
出産までは許され、その後に改めて罰を与えるとの陛下の言葉を貰います。
粗末ですが宮廷内に屋敷も用意されました。
敏徳は難しい立場です。
父王からの命令で、魏の軍事機密の地図を盗まなくてはなりません。
拓跋テキとの仲や、魏には恩義もあり…
拓跋余に救われて療養中の、叱雲南はどう出てくるのでしょうか?